相生ユニビオ オンラインストア

食卓を変える
本当のみりん

厳選されたもち米、こだわりの米麹と香り豊かな本格焼酎で仕込んだ、三河地方伝統のこだわりの本みりんです。

古式本みりん 相生桜
三河地方
伝統の
こだわり
スクロール

みりんづくりの歴史と
私たちの哲学

History & Phillosophy

家庭の食卓へ、
本当に「いいもの」を。

私たちは明治5年に愛知県・三河地方にて創業し、みりん造りを続けてきました。長きに渡り職人の技をつなぎ、地域に栄える伝統産業を守る一方で、格式張らず本質的な「ものづくり」の在り方を見つめてきました。
今、相生がめざしているのは、消費者本位の本当に「いいもの」をより幅広い方の「まいにち」に届けることです。

歴史と哲学
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01

明治5年より続く、
「三河みりん」の老舗

私たちのみりん造りは、1872(明治5)年、愛知県碧海郡棚尾村から始まりました。みりん産地の本場として栄えてきた三河の地で、良質な地下水や矢作川上流の上田から手に入るもち米、海運の発達に恩恵を受け、既に行っていた製塩業や海舟業とともに、みりん・焼酎の製造を創業しました。当時の創業者の名前を冠した「古久根勇蔵商店」として出発しています。
明治時代に順調に売上・生産数を伸ばし、大正年間には全国的に知名度を広げ、三河味淋の代表的銘柄のひとつとして名を馳せるまでに至りました。1941年には海外進出を果たし、上海工場の設立を叶えました。

02

戦争、地震…
苦難の時代

しかし、第二次世界大戦に突入すると情勢は急変します。
次第に国は食糧難に陥り、原料米の統制が厳しくなって配給制へと変わり、原料の確保に苦心するようになっていきました。
その頃から生産量は激減していき、窮地に陥った地域の同業者とともに活路を求めて、試行錯誤を重ねる日々が始まりました。相生は、周辺事業者へ古久根勇蔵の醸造庫を提供して三河合同焼酎株式会社を設立し、甘藷や菊芋といった米以外の原料での焼酎造りを模索しました。
1943 年には、地域の中で、技術保存のために弊社を含む主要二社のみに僅かに「本直し」の製造が許可される程度となり、追い打ちを掛けるように、44 年、45 年と東南海地震・三河地震に見舞われました。
度重なる困難の中で何とか廃業を免れたものの、戦後の高度経済成長期には、液糖入りのみりんやみりん風調味料などの廉価な商品が市場を占めるようになり、食の多様化や消費の変化に煽られていった時代もありました。

03

歴史を越えて
“食卓”のためにできること

150年という年月の間、様々な時代を越えてきた私たちだからこそ、「三河みりん」とは何か、私たちのものづくりはどうあるべきか、手にしてくださる方にとって本当に大切なものは何かを長く哲学してきました。「伝統と革新」や「価格と品質」といった問いに、相生らしい答えを出したいと努めてきました。
時に失敗を重ねながら幾星霜を経て辿り着いたことを、私たちは今、ものづくりの信念として大切にしています。
一つは、時代に左右されず消費者本位の本質的なものづくりを貫くこと、そしてもう一つは、伝統あるこの三河みりんのおいしさと健やかさをより多くの方の“標準”に持っていくことです。
どんなに良いものでも必要とする人の毎日に届かなければ健康や食卓には貢献できないのではと考えるためです。そのための企業努力を惜しまず、ひとつでも多くの“食卓”に寄り添った「品質」と「価格」で心のこもったものづくりを思考しています。

みりんづくりで
大切にしていること

Our Production

高水準の「衛生」と
伝統の「品質」を守って

ひとり暮らしや共働き夫婦、子供のいる家族など、暮らしのあり方は様ざまでも、「料理」や「食卓」にはいつも家族や自分のカラダを想う“まごころ”があると考えています。
そんな“まごころ”を伝え、「心身ともの健康」を守るゆりかごのような存在の「食卓」へ、老舗のメーカーとして「安心」と「おいしさ」を届けたいからこそ、衛生や品質への取り組みに努力を払い続けています。

大切に
していること
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厳選した
国産のもち米で、
昔ながらの味を守る

効率を追って、米粉で仕込む作り手も増える近年、相生は厳選した「国産のもち米」を100%使用しています。良質なもち米と米麹、昔ながらの乙類焼酎や純度の高い醸造アルコールを品質本位でバランスよく使用し、素朴ながらも本物の、伝統の味わいを守っています。

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「安全」で「衛生」な
商品を届ける

調味料は、食卓や家庭料理を支える陰の存在だからこそ、安心・安全の基本を大切に考えています。150周年の節目を機に刷新した工場では、温湿度管理の徹底やクリーンルームの完備など最新の衛生環境と品質管理体制を備え、品質とおいしさを守る取組みにこれまで以上に注力しています。

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社会や地球にとって
持続可能な方法を考える

この事業まるごと、社会や地域に活きる存在であり続けられるよう、みりん造りの工程で副産物として生成されるみりん粕についても価値の見直しを行っています。そのまま食べてもおいしい食材として、日本食文化をともに守ってきた漬物産業を始め、良質な価値を広く提供できるよう改良を重ねています。

「みりん
   変われば

「家庭料理
世界が広がる

普段はあまりスポットライトの当たらない、縁の下の力持ちとして味を下支えする「みりん」。今でこそ、「調味料」としての側面が大きくなり、「みりん風調味料」や「みりんタイプ(発酵調味料)」といった多くの類似品も存在しますが、古くは「美淋酎」や「密淋酒」と呼ばれ、甘いお酒としてお酒の苦手な方や女性を中心に親しまれてきた歴史があります。もち米と米麹、アルコールのみでシンプルに仕込まれた「みりん」は、そのままでおいしいのです。相生のみりんも、伝統の製法で芳醇なコクのある味を守るとともに、「調味料」として使用される今はその用途に合わせ、お米の精米歩合やアルコールの種類などでお料理の味へ最大限配慮した設計でお造りしています。

01

うま味があって
コクが出る

みりんの原料であるもち米から生まれるアミノ酸やペプチドなどのうま味成分や、多種類のやわらかで上品な糖類、味に奥行を足す有機酸などの優しい酸味が複雑に絡み合うことで、料理にまろやかで芳醇な味わいを生みます。

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02

テリつやが出て
見た目にも美味しい

もち米由来の糖類やアミノ酸は、加熱されると食材の表面にテリやツヤを生み、砂糖と清酒で代用した場合に比べても、見た目をさらに美味しく仕上げてくれます。

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03

肉や魚などの
臭み消し効果

みりんに含まれる成分が臭い成分の構造を変える他、具材に染み込んだアルコールが蒸発する際、肉や魚などの臭みを共沸効果で連れ去ってくれます。また、肉や魚の生臭みを消す効果以外にも、炊飯時に少量いれることで、古米臭などを低減し、お米のうま味や甘みを引き立てます。

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04

煮崩れを防ぎ
味の浸透をよくする

みりんに含まれるアルコールや糖類の効果で、素材の筋繊維が崩れるのを防ぎ、でんぷん粒が流れ出すのを食い止めることで、素材のうま味を逃しません。また、アルコールは分子が小さく、食材に染み込む際、アミノ酸などうま味成分の浸透も助けます。煮物はもちろんのこと、カレーやおでんなど、じっくり時間をかけて作る料理にも最適です。

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05

しっとりと
やわらかく仕上がる

パンケーキや卵焼きを作るときに砂糖代わりに使えば、優しい甘さでふっくらとした仕上がりに焼きあがります。

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商品ラインナップ

相生桜

本格派のための
至高の逸品

厳選した国産のもち米、米麹、本格乙類焼酎のみを使用して丁寧に仕込んだ三河伝統の純米本みりんです。鰻・蕎麦・和食割烹料理店より長きに渡りご愛用頂いています。てり・つや、マスキング効果に優れ、野菜やお肉、魚などお料理の素材の味を大切に引き立てます。 長期低温熟成を経て琥珀色に輝く本格みりんの芳醇な香りや、甘味と酸味のバランスの取れた上品な味わいをお楽しみください。

817円(税込)

容量 500ml
原材料名 もち米(国産) 米麹(国産米) 焼酎乙類(国内製造)

相生古式 本みりん

贅沢な品質を、
手に入れやすく

厳選した国産のもち米と米麹、醸造アルコール、焼酎を使用して三河伝統の古式製法で仕込んだ純国産米の本みりんです。じっくりと熟成させ、ご家庭用としてお手軽ながらも甘みと酸味のバランスが取れた本物の味に仕上げました。品質に妥協なく丁寧に造り上げた本みりんであると同時に、毎日のお料理に使ってほしいからこそ、“手に入れやすい”を徹底して追求しました。品質と価格の両面において、自信と誇りを持ってお届けする商品だからこそ、確かな評価を頂いています。

634円(税込)

容量 500ml
原材料名 もち米(国産) 米麹(国産米) 醸造アルコール 焼酎乙類(国内製造)